2016/04/12

エチュード考

 
生徒の曲を選ぶにあたって、自分の勉強してきた練習曲集(エチュード)を見返してみました。ツェルニー30番以降、40番、50番、モシュコフスキー15、20数字はそのまま曲数ですので、ここまでで155曲、ほとんど弾いた跡があります。
楽譜が見あたらないクラマー=ビューロ60もほとんど弾いてるはず。
途中平行してショパンのエチュードに入りました。(全部は弾いてませんが)

私でも、これらの曲を今から勉強しなさいと言われたら怯む量。
専門を目指す訳でない他に生活のある趣味の方にとっては、これだけ練習曲をこなすのは現実的でないと思います。あまり時間をかけずにうまくピアノと付き合っていく事も大事ですよね。

生徒で圧倒的に割合の多いレベルの、ツェルニー30番までの練習曲集を取り寄せて勉強中ですが、早速使えそうなものも見つかりました。

何かと嫌われがちなツェルニーですが、利点も沢山ある事に気付きます。
テクニックを強くする事は想像しやすいですが、構造がシンプルなので基本的な和声感覚、読譜力、音楽の先を予測する能力などが身につき、ツェルニーにはないような和声や音形を弾く時、より新鮮に感じる事が出来ます。
練習曲を勉強したからといってテクニックすべてに不安が無くなるという事は決してないですが、弾きたい曲を弾くための能力を短期間で習得する助けになるのものなのかなと思います。ツェルニー30番程度で弾ける曲は格段に広がります。


弾く機会はなかなかないかもしれませんが・・
他にエチュードといえば、他にロマン派以降の作曲家、ショパン、リスト、ドビュッシー、ラフマニノフなどが技巧的で華やかな演奏会用の練習曲集を残してます。



中でも一番有名なショパンのエチュード。革命、黒鍵、別れの曲・・など有名な曲も多く、音楽学校の入試やコンクールでも必須です。このポリーニのCDはほとんどのピアノ学生が持っているのでは?という名盤です。