2018/11/27

コンサート2019



来年のコンサートは 3月10日(日)に予定しております。
今回ははじめての会場です。

出演予定の方は既に曲を選びました。
特に小学生はみんな難しい曲を選んだので、張り切って練習しています。
コンサートを通じて、それぞれがレベルアップ出来るように
サポートしたいと思います。

2018/11/20

ワルシャワ・ベルリン


先月末の事ですが、演奏のお仕事などを終え、お勉強兼ねて1週間ほどワルシャワとベルリンに。ワルシャワは春に訪問予定でしたが、ストでパリ・ワルシャワ間の飛行機が飛ばす、今回、改めて行く事が出来ました。
こちらでも触れていますが、
写真はワルシャワの聖十字架教会のショパンの心臓が眠る柱。


ワルシャワからベルリン間は、電車6時間かけて移動。

ベルリンは滞在中3つのコンサートに出かけました。
ドゥダメル指揮のベルリンフィル(初)は、チケットを取ってから飛行機の手配をしたのですが、他にバレンボイムのベートーヴェンリサイタル、ベルリンにいたウィーンフィルのコンサート、どのコンサートも素晴らしかったです。
オペラも聴きたかったけれど、さすがに体力の限界でした・・
いつものんびり旅行が多いですが、充実した旅でした。

2018/10/10

ヘンレ版の作り方

先日、モーツァルトのソナタをはじめる生徒さんと楽譜についての話になりました。
定番の楽譜は、色々な出版社から出ていますので、どの楽譜を買うか迷ってしまいますね。




ドイツ系の作品によく使用しているのはヘンレ版。
原典版Urtextというのは、作曲家の書いた以外の強弱や、アーティキュレーション、指使いなどはあまり加えられていません。
つまり使用するには、ある程度の音楽の知識と、運指の基礎が必要。注釈も独・英・仏のみで日本語は書いてないないし、
初心者にはちょっと不親切な楽譜とも言えます。



なかなか高価なヘンレ版なのですが、楽譜の内容として作曲家の意図に沿った研究をされており、学術的に信頼できるものである他、上質な紙で、楽譜自体も大変美しいのです。

楽譜は、金属プレートに手作業で彫った版を使い製作されています。
ヘンレ社ウェブサイトに版刻製作過程の動画があり面白かったので、紹介します。

現在は新しく彫版は作ってないとのことですが、おそらく流通している多くの楽譜はこの方法で作られてるのだろうと思います。
突いた様に鋭い!版刻楽譜  優れた工芸品 とのこと。
楽譜は財産ですね。




2018/08/24

レッスン室でコンサート

レッスン室で音楽と歴史をめぐるコンサートを開催し、
バロック、古典、ロマン、近・現代、の作曲家を取り上げ演奏しました。
他に、曲が仕上がっていた2人の生徒さんが
バッハとシューマンの作品を弾いてくれました。

みっちり一時間の会になりましたが、
なんとなくでも、時代ごとの特徴を感じられたかな・・?
立派なレポートが仕上がっていた子たちもいました♪
レポートを参考にご自宅でも色々聴いてみてくださいね。
CDもお貸しできますのでお声かけください。

個々の好みや練習量、楽器環境などで何を選択かはいつも迷います・・
それぞれの時代の曲をバランス良く勉強出来るのが理想ですね。




2018/05/15

ピアノを弾くこと



ピアノのレッスンをはじめようとする方に。

ピアノのお稽古は、レッスンのみでの上達は難しく、ご自宅での練習が必要です。
楽器も用意する必要があるので、ちょっとだけやってみたいな、という方には、あまりおすすめはできません。

普段練習時間について言うことはあまり無いのですが、
例えば就学前で10分程度、ブルグミュラーに入る頃からは30分程度の練習を、
ほぼ毎日続けていれば、小学校も終わる頃には趣味としては中々上手になっているのではないかなと思います。
生徒さんの中では、それ以上練習している方も、あまりしていない方もいるとは思いますが・・勿論良くさらっていただいた方が、充実したレッスンになります。

ピアノを習う利点については、
まず、音楽が素晴らしく、その様な文化に触れられることがあり、
楽器を弾くという特技を身につけられる事があります。
その事を目的としてはじめる方がほとんどではないでしょうか。

他にも今後必要であろう様々な能力を身につけることが出来ると思います。
*楽譜から、拍子、音、リズム、メロディなどの様々な情報を脳で理解(情報処理能力)
*左右の手、右足(時には両足)別々の動きで弾く(運動能力)
*イメージの曲想や響きが出来ているか確認しながら耳で聴く(想像力)
*次のレッスンまでにどの様に過ごしたら良いか考える(計画力)
*暗譜する(記憶力)
*出来るまで頑張る(忍耐力)

例えば、こんな事を同時に行っています。真面目に練習すれば、最強の脳トレ!
さらに曲はどこまでも難しくなっていきますので、上手に弾こうと思うには
常に努力と向上心を必要とします。
ピアノを良く弾く子は勉強も出来る子が多いです。
将来するお仕事にも役立つと思います。

2018/04/19

Paris


先月末より、パリに滞在していました。
ストにより、目的地には行けないという知らせを前日に受け取り・・
思いがけず、パリでゆっくりとしてきました。

シャンゼリゼ劇場でファジル・サイとパリ管弦楽団のコンサート、
サル カヴォでイリヤ・ラシュコフスキのピアノリサイタルを聴きました。

学生の頃、シャンゼリゼ劇場ではいつも窓口でのみ買える席で聴いており、
今回は懐かしい席にしてみました。写真の一番上の窓の席です。
6席しかない部屋で、2列目は7€位なのですが、
窓口で「見えないよ」という注意を受けて購入し、前の人が来なければ、前の席で聴けます。良いコンサートがたくさん聴けて有り難かったです。
今回はwebで入手した1列目ですが、お部屋の中も我々3人のみでした。
ゆっくりしてて、おすすめです。サイのベートーヴェンとても楽しい演奏でした。



そういえばオペラガルニエも見えない席が結構あり、みんな立って端に集まって鑑賞していたりします。それでも舞台の半分位しか見えないのですが笑
日本ではさすがに見えない席はないですよね!

懐かしい友人たちに会ったり、美味しいものを食べて楽しい毎日でした。

2018/03/19

le Petit Concert 2018


昨日無事コンサートが終了しました。沢山のご来場ありがとうございます!

第1回のコンサートから7年。毎年続けることが出来てとても嬉しいです。
今回はとても聴きごたえのあるプログラムで、良い演奏が沢山ありました。

自宅での練習は、どなたにとっても本当に大切です。
コンサートを聴いて誰かの演奏が良いな、と感じたら
その方はお家での練習をとても頑張っている人だと思って下さい。
コンサートの為でなく、1年間、出来れば毎日練習してみて下さい。
見違えるほど上手になるはずです。

大人の生徒達、お手伝いのスタッフと共に反省会兼のお食事に。
大人の皆さんも全員、上手になりたくてとても努力しています。
ピアノはどんなレベルからでも、どんな年齢からでも成長し続けられます。
私も自分の技術を磨くことはもちろん、良いレッスンをできる様、精進します。

次回レッスンは木曜レッスンからになります。

フランス

少し前のことですが、久しぶりにフランスに行ってきました。 まずはブルターニュ地方へ。その後パリではゆっくり過ごすことが出来ました。 コロナ前の2019年にプロヴァンスに行きましたが、なんとパリは5年ぶりでした。 パリではポリーニのリサイタルのチケットを取っていましたが、 ご本人の...