ドビュッシーの活躍する19世紀後半の頃は、美術界でもちょっとした日本ブームだったようで、ゴッホやモネも、構図や書法に影響を受けている作品、そしてこのような分かりやすく日本っぽい絵も描いていたりします。浮世絵の収集もしていたようで、モネの家やアムステルダムのゴッホ美術館には所有の浮世絵の展示もありました。
そして、この時代のフランス音楽で多用されているのが東洋風と言われている
五音音階(ペンタトニック)という音階です。
五音音階(ペンタトニック)という音階です。
日本で言うヨナ抜き音階というのが、これの一種です。
簡単にハ長調:Cdurでは『ド、レ、ミ、(ファ)、ソ、ラ、(シ)、ド』と普通の音階の4番目、7番目の音を抜いている音階で、これは日本の歌でも多用されている音階なので私たちの耳には懐かしく聴こえるはず。
この音階、実は日本だけでなく各国の民謡でよく使われています。
クラシック音楽だと、たとえば・・有名なところですと、ドヴォルジャーク(チェコ)の新世界より、とーおきーやーまにー♪のテーマは五音音階が使われています。
このメロディーなんだか懐かしい感じがしませんか?
今の情報社会ならともかく、100年以上も昔に遠く離れた国々で同じような音階を使った曲が作られていたと思うと面白いです。
その上、現代人が聴いても郷愁を感じたりするのですから、
美しい、悲しい、懐かしいなど人間の感性の根源にあるものは、
国が違っても、時代を経てもそんなに変わらないということなんでしょうね。
その上、現代人が聴いても郷愁を感じたりするのですから、
美しい、悲しい、懐かしいなど人間の感性の根源にあるものは、
国が違っても、時代を経てもそんなに変わらないということなんでしょうね。
個人的にノスタルジーを強く感じる、ラヴェルのピアノ協奏曲の第二楽章。
ラヴェル直系の先生と勉強していたので、レッスンはとても印象的でした。
ラヴェル直系の先生と勉強していたので、レッスンはとても印象的でした。