2012/01/25

ギロック

コンサートのプログラムの中から、アメリカの作曲家・音楽教育家である、
ウィリアム・ギロック William L. Gillock(1917-1993)のご紹介をしたいと思います。


近代の作曲家で、私たちの子どもの頃は馴染みの無かった作曲家ですが、
導入後初期の段階から弾ける様な、美しいメロディーラインと和声、子どもにもわかりやすい曲のキャラクターで演奏効果も高い素敵な曲を沢山残しています。


現在は日本でもとても人気があり、ギロックの作品は発表会、コンクールに欠かせないレパートリーです。


私もとても好きなので、レッスンに通っている小学生以下の生徒さんは大体弾いた事があると思います。
曲の面白さはもちろんなのですが、小さなうちから、調も様々で黒鍵も沢山使えたり、ペダル、音の幅の大きさなどなど・・色々な音を聴き、ピアノに必要なテクニックをひとつずつ自然に学べるなど教育者ならではの想いが込められている気がします。


もちろん少し難しい弾きごたえのある曲も沢山ありますから、ピアノを勉強している大人の方にもおすすめ出来ます。

フランス

少し前のことですが、久しぶりにフランスに行ってきました。 まずはブルターニュ地方へ。その後パリではゆっくり過ごすことが出来ました。 コロナ前の2019年にプロヴァンスに行きましたが、なんとパリは5年ぶりでした。 パリではポリーニのリサイタルのチケットを取っていましたが、 ご本人の...